冷蔵庫で水漏れが起こる5つの原因と対処方法とは!
「あれ?冷蔵庫から水漏れがしてる・・・こわれた?」
普段冷蔵庫から水はでないとおもっていませんか?
実は霜取りした水はどこへいっているのでしょうか。
冷蔵庫の水漏れ…いつのまにかできていた冷蔵庫下の水たまり…
その日限りの出来事なのか、故障なのかどうかわからないと、やはり不安になります。
さて今回は、冷蔵庫で水漏れが起こる原因や一時的な故障なのか、どう対処すればいいのかを解説していきます。
冷蔵庫の水漏れ原因はこの5つ!
冷蔵庫から水漏れする原因は5つあります。
- 霜取り排水口の凍結
- ドレンパンからの排水あふれ
- コンプレッサーのサイクル故障
- 冷蔵庫ドアのパッキン劣化・隙間
- 一時的な停電
原因によっては、年数劣化や高額修理の為、買い替えが必要な場合もあると思います。
それではひとつずついきましょう。
霜取り排水口の凍結
霜取りで発生した水を排水する部分の事を今回の投稿では「霜取り排水口」となずけましょう。霜取り排水口の先には当然出口もありますが、この経路内でゴミがつまることで、排水経路が凍結凍結してしまい、水がドレンパン(排水がたまる受け皿)に流れずに冷蔵庫内に逆流することがあります。
また、逆流した水は、冷蔵庫の一番下の部屋の隙間などを伝って床に漏れていきます。
冷蔵庫の設置場所やドレンホースの掃除頻度の少なさから、ドレンホースつまりが原因で水漏れが起きることがよくあります。
冷蔵庫の下や庫内に水たまりができていたら、ドレンホースのつまりかどうか調べてみるといいでしょう。
霜取り排水経路内の異物確認方法
霜取り排水がされた水はさきほど説明した通り、ドレンパン(排水がたまる受け皿)に流れています。つまり冷蔵庫の背面の下部に水は溜まっています。
水が溜まっているという事は、しっかり排水がされているという事です。水がないという事はつまりを起こしている可能性は非常に高いです。
※冷蔵庫背部を分解する事はできますが、排水があるかないかを確認するだけにしておきましょう。それ以上の事をするとなると、専門的な知識が必要でしょう。
ドレンパンからの排水あふれ
霜取り排水経路から排出された水は、冷蔵庫下のドレンパンという受け皿にたまります。
このドレンパンにたまった水は、コンプレッサーの動作熱によって蒸発するよう作られています。
しかし、霜が一度に多くの霜を排水して場合や、蒸発機能が上手くいっておらず無くならない場合に、水があふれて水が漏れてくるようになります。
蒸発させている配管の周りが汚れている場合も同様に、蒸発機能を低下させるため原因に繋がります。
熱い物は冷ましてから入れる事で対策になる
作りおきや夏場の弁当作りの場合、食中毒を予防するためにできたての料理を冷凍庫や冷蔵庫に入れて冷やしたりしますよね。
しかし、できたてアツアツの状態でそのまま冷蔵庫・冷凍庫に入れてしまうと庫内の霜が一気に溶けてドレンパンがいっぱいになることがあります。
そのため、熱い料理をいれる時は一旦冷ましてから、冷蔵庫・冷凍庫に入れる工夫をしましょう。
ドレインパンの受け皿は掃除できる?
霜取り排水の溜まるドレインパンの受け皿は掃除する事が可能です。
しかし受け皿の中には蒸発させるための配管があり、この配管を折ってしまうと冷蔵庫そのものがダメになります。
掃除する為には課題が様々あり、水が溜まっている場合の水抜きの方法や、ドレインパンを外す方法などやはり専門的な知識が必要になるでしょう。
コンプレッサーや基盤のの故障
冷蔵庫の中を冷やしている部品が、コンプレッサーと言われるいわゆる心臓部です。
さらにこのコンプレッサーを動かしている部品が基盤といいます。
このコンプレッサーが故障したり、基盤系統が壊れコンプレッサーが動かないと、冷蔵庫の中が冷えなくなって水漏れが起こったりします。
コンプレッサーが故障してしまうと高額なお見積りになったり、基盤系統の故障で冷蔵庫内が冷えなくなっている場合は、修理金額や年数経過などによっては、新しい冷蔵庫の購入を検討するときがくるかもしれません。
冷蔵庫ドアのパッキン劣化や隙間
冷蔵庫の扉には必ずドアにゴムパッキンが取り付けられています。
これは、冷蔵庫内の冷気が外に漏れないために取り付けられていますが、このゴムが劣化すると外の空気が入ってきて霜が大量付いたり、冷凍室に食材を詰めすぎていた為に隙間が空き、大量の霜が発生するようになります。
パッキンを触ってみて、汚れがあったり固くなっているような場合は新しいパッキンに取り替えることをおすすめします。
一時的な基盤故障
一時的な停電によって冷蔵庫が動かなくなると、冷蔵庫内の霜が一気にとけてドレンパンに大量の排水があふれます。
また、冷蔵庫内からも水が染み出すこともあり、冷蔵庫の床がびしょびしょになることがあります。
留守中の30分や深夜の1時間など、気づかないときに停電していたということもあります。
とくに故障などが見られない場合は、停電した時間帯がないか確認してみるといいでしょう。
冷蔵庫の排水ドレインをこまめに掃除する事で防げる!
冷蔵庫から水が漏れてくる5つの原因についてご紹介しましたが、今度は自分でできる対処方法をご紹介したいと思います。
ドレンパンも掃除する事は可能
ドレンパンにもホコリなどがたまることがあり、蒸発機能が低下する事があります。
そのため、ドレンパンも定期的に掃除しておくようにしましょう。
また、夏場の一時期に水漏れが起きるという場合は朝と夜にドレンパンの水を手動で捨てておくといった対策をしておくといいでしょう。
ドレンパンの取り外し方は、前面に引くタイプ、背面から引くタイプ、冷蔵庫の中に内蔵されているタイプがあるので、説明書を見てどうやって取り外すか確認しておきましょう。
コンプレッサーの故障は年数をみて購入を検討することも…
ドレンホースのつまりやドレンパンからの排水あふれであれば、自分でなおすことも可能です。
しかし、冷蔵庫を冷やす装置であるコンプレッサーが故障してしまった場合はメーカーに修理依頼をする必要があります。
しかし、コンプレッサーの修理代金だけでも2~4万円ほどします。
使用年数が10年以上たっているような場合は、コンプレッサーを修理しても他の場所が故障する可能性がありその分修理費用がかさみます。
また、最近はネットショップなどで新品の冷蔵庫が10万円程度で購入することもできるので年数が経過している場合は新品の冷蔵庫への買い替えも検討されてみるといいでしょう。
まとめ
今回は、冷蔵庫で水漏れが起こる原因と対処方法についてご紹介しましたが、最後に要点をまとめておきたいと思います。
- 霜取り排水口の凍結
- ドレンパンからの排水あふれ
- コンプレッサーのサイクル故障
- 冷蔵庫ドアのパッキン劣化・隙間
- 一時的な停電
冷蔵庫からの水漏れ原因は、上記の5つです。
また、冷蔵庫からの水漏れの原因のうち、一番よくあるのが「1.霜取りのドレンホースつまり」です。
ドレンホースは自分で取り外して掃除することもできるので、年末の大掃除だけでもいいので1年に1回掃除しておくと安心です。ドレンパンにもホコリがたまっていると本来入るはずだった量の水が入らなくなり、あふれてくることがあります。
ドレンパンも自分で簡単に掃除をすることができるので、月1回程度取り外して掃除するといいでしょう。
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