テレビの液晶画面に入った線は直るの?原因と対処法について
もしテレビの液晶に線を発見したら?
テレビを使用していると、液晶画面に細い線や帯が入っているのを見つけることがあります。
もしこのような線を発見したら、次の注意が必要です。
まずは映像ソース自体に問題が無いかを確認
このような線を見つけたら、まずは映像ソースを疑ってみることが先決です。入力切り替えやチャンネルの変更を試してみて、線が消えるかどうか確認しましょう。
チャンネル変更や、外部レコーダーの入力切り替え、他の映像ソフトへの切り替えなどを試しても液晶の線が消えない場合は、映像ソースの問題ではなくテレビ自体の問題ということになります
線ではなくブロックノイズの場合
ただし、線状の乱れではなく、ブロックノイズのような映像の乱れで、且つ個別の映像ソースが原因ではない場合は、次のような原因が考えられます。
・テレビの電波の受信感度が悪い
・Blu-rayプレイヤーなどの読み取りや接続に問題がある(レンズの汚れや端子の接触不良など)
このような場合は受信強度を確認したり、プレイヤーの読み取りレンズや接続を見直してみましょう。
線が入ったら放っておかない!
液晶画面の線は、最初はほんの一部で目立たないかましれません。場合によっては時間を置くことにより消えてしまうこともあります。
しかしもし線が恒常的に表示されていたり、頻繁に消えたり表示されたりを繰り返していた場合は、たとえ我慢できるくらいの目立たない線であったとしても、放っておくのは厳禁です。
少しでも線が入っていれば、それは何らかの問題が内部で生じているということであり、放っておくとその問題が進行していく可能性があります。そのまま放置していたためにテレビが完全に映らなくなったなんて話もよく聞きます。
液晶画面の線とは、重大なトラブルへの前振り・前兆であるかもしれないのです。
ちなみにトラブルとは単なる故障という意味合いだけでなく、その後の補償や修理費問題なども含んでいます。
テレビに線が入る原因は?
テレビの液晶画面に線が入ってしまう主な原因には、次のようのものが考えられます。
・フレキシブルケーブルの断線
・背面液晶接続コネクタの接触不良
・液晶バックライト、インバーターの劣化
・映像送信モジュールの破損
・パネルそのものではなく基盤の故障
・・・等々
これらのトラブルは、所有者の使用環境が原因で発生することもあれば、初期不良や経年劣化が原因で起きることもあります。
個人による原因の特定は難しい!
上に挙げたような原因が多いようですが、液晶に入った線からその内のどれが原因かを特定するのは、個人にはほぼ難しいでしょう。
例えテレビを分解して内部を見たとしても、故障部分がどこかなんて素人には絶対分からないでしょう。
そもそも一口に線と言っても、どのような形状の線なのか人によって症状は異なるでしょうし、例え同じような線であっても原因は全く異なる場合もあります。
線が入る原因はあまり気にする必要は無い
また次の項目でも触れますが、例え液晶パネル以外の部分の故障であったとしても、テレビの構造によっては液晶パネルを含めた周囲の部分を丸ごと交換する必要があったりもします。
そのため故障箇所と修理費が必ずしも結びつくわけではありません。
つまり普通の使用方法において線が入ってしまった場合は、原因や故障箇所の特定は難しいですし、修理費も故障箇所から算出するのは難しいですので、原因はあまり気にしなくても良いでしょう。
線が入ってしまった場合の対処法
見つけたらすぐに修理へ出そう
テレビの液晶画面の線は、先にも述べたように原因の特定が難しい上、放っておくと症状が酷くなって行く可能性があります。
そのため、線を発見したらすぐ修理に出しましょう。
ひょっとしたら電源を一度切ったり時間を置くことで直ることがあるかもしれませんが、その後再び同じ症状が発生するようなら、例え一時的に症状が治まるとしても、修理に出したほうがいいです。
前の項目で言ったように、まず間違い無く素人には対処不可能な原因ですので、テレビの分解とか液晶画面へ刺激を与えるなど余計なことは試さない方がいいです。
ヘタなことをすると症状が悪化するだけでなく、補償が効かなくなったり、修理費がかさむことにも成りかねません。
修理費は覚悟が必要。買い替えの検討も
テレビの液晶画面の問題は、多くの場合は液晶パネル自体の交換となります。
例え故障部分がパネル自体には無くても、テレビの構造によっては故障部品単体での交換が難しく、パネル一式を取り替える必要があることが多いです。
テレビは映像を映し出すことを目的とした機械ですから、その映像を直接表示する役目を担う液晶パネルは最も重要なパーツです。
そのためもし液晶パネルの交換が必要になると、かなりの修理費を請求されることになります。
機種やサイズによっても価格に幅があるため具体的な値段を挙げることはできませんが、製品価格の7割程の修理代になる場合もあります。
修理費がかさむ場合は新品テレビへの買い替えを検討した方が良いかもしれません。
修理してもらう前に必ず見積もりを!
何も考えずに修理に出すと、新品を買った方がいいじゃんと思えてしまうような高額な修理費を請求される恐れがあります。
もちろん特定の安い部品の修理や交換だけで済み、修理費が安く済む場合もあります。(それでも最低3~5万円は覚悟した方がいいでしょうが)
また補償の問題もあります。場合によっては修理の手間賃だけ請求されて、交換パーツの代金は払わなくてもいいとなる場合もあります。
このように修理に関しては高額なお金が関わってきますので、実際に修理をしてもらう前に、必ず修理費用について見積もりを出してもらうようにしましょう。
まとめ
テレビの液晶に線が入ってしまった場合、自分で原因を特定して直すのは非常に困難です。
また液晶画面に発生する線は、放っておくと液晶画面が完全に映らなくなったり、その結果修理費用がかさんだりと、さらなるトラブルの火種となる可能性があります。
液晶画面に線を発見した場合は、なるべく早く修理に出すようにしましょう。
しかし修理費が高額になる可能性が高いため、見積もりは必ず出してもらい、その結果によっては新品への買い替えも検討した方が良いでしょう。
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