乾燥に時間がかかる?残時間の表示より長くなる…
実は乾燥機の故障はほぼ乾燥機にある?!
ドラム式洗濯機の特徴は、洗濯と乾燥を同時に行えるところですよね。乾燥が終わり取り出した時のあのフワフワ感はたまりませんね。ドラム式洗濯機=乾燥機がついてる洗濯機。だと思っていませんか?…正確にいうとドラム式洗濯乾燥機と呼びます。乾燥機能がついていないのが本来ドラム式洗濯機と呼びます。
雑談はさておきそんな優秀なドラム式洗濯機ですが乾燥機能が故障すると、急に普通の洗濯機になる為、いままで干してなかったのに干さなきゃいけなかったり時期によれば最悪です。乾燥機能が故障したときまず可能性が高いのはやはり乾燥機そのものの故障が多いでしょう。ではなぜ乾燥機は壊れるのでしょうか。
乾燥機が故障するとどうなる?
ドラム式洗濯機での主役はやはり乾燥機能が備わっている事だと思いますが、乾燥機能が故障するとどんな事がおきるでしょうか。簡単に解説していきます。
- 乾燥終了するが生乾き
- 乾燥がずっと終わらない
- 乾燥フィルタは綺麗なのにフィルター掃除のエラーがでる
乾きもしない生乾きになる…
いつもならカラッと乾いてくれているのに、ある日突然乾いていなかったら…お気に入りの服で着ていく予定だったのに…と慌ててしまいますね。乾燥機が壊れてしまうとまずわかりやすいのが乾燥できておらず生乾き状態になる事でしょう。
乾燥機が故障していたとしても、乾燥機能に入るとヒータと連動して送風はでてくる為、送風のみの状態になる為生乾きのような状態になるでしょう。
残時間の表示より長い?終わらない?
ドラム式洗濯機に限らず、洗濯機には洗濯開始時間から終了時間まで数字が表示され大体の目安として表示してくれます。乾燥機が故障するとまず表示されている時間通りにいかない事や、時間通りに足を運んでも残り10分のままだったり表示の時間と合わなくなることが多いです。
これは乾燥機能が上手くいかない為、洗濯機は服が乾いていないと判断し、乾かそうとする為に時間がきても可動し続ける為です。
乾燥フィルターのエラーが頻繁にでる?
洗濯機のフィルターには二種類存在します。糸くずフィルターと乾燥フィルターの二種類です。乾燥機が機能しないと乾燥が当然上手く終わらない為、洗濯機は乾燥機が壊れているよとは教えてくれません。しかし洗濯機は乾燥が終わってない為温度が達せず乾燥フィルターエラーを表示します。乾燥フィルターエラーの際はもちろん乾燥フィルターをはじめに疑うべきですが、綺麗な場合は乾燥機能自体の故障を疑いましょう。
乾燥機が故障する原因
ドラム式洗濯機の乾燥機能が故障するとどうなるのか簡単に解説をしていきましたが、何故故障するのでしょうか。原因は機械故障ばかりではないかもしれません…
一日に使う使用頻度と関係?
洗濯機だけでなく、家電の寿命や耐久年数など本体に記載してあるものが最近ではほとんどです。設計上の標準仕様期間や耐久年数など言葉はさまざまですが、この年数はあくまでも一年に使う回数を平均して一日に使用したデータをもとに記載しているので、使用期間や耐久年数は使用しているあなたによって故障が早くもなり、長持ちさせることもできるんです。
各家庭によって世帯の人数は異なるように洗濯機の使用頻度も違うため、一日の使用回数が多ければ多いほど、故障するのも早くなる可能性が高いでしょう。
フィルター清掃をしていないとダメ?!
乾燥機にはどのメーカさんにも必ず乾燥フィルターが存在します。乾燥フィルターの役割はホコリをとる事ですが、なぜキャッチする必要があるのでしょうか。これはほとんどの人が間違っていますが洗濯物にホコリが付かなくしない為…ではありません。乾燥フィルタの役割は乾燥用のヒータへホコリが付着しないように防ぐ為なんです。
乾燥用ヒータにホコリが付着していくと、ヒータを通り抜けるようにして熱風がでる仕組みですが風を通さないので槽内に熱風が通らず、長時間可動し続ける為ヒータが消耗し故障につながります。
センサの故障?
乾燥機の故障では、温風がでない事や風が通らない以外でも他の可能性はあります。洗濯⇒乾燥庫の動作を洗濯乾燥、洗乾という言い方をしますがどのような仕組みで乾いたかどうかを判断しているのでしょうか。洗濯動作終了後乾燥の動作に自動的に入るわけですが、ヒータから出てきてる温度と槽内からかえってきた温度の差で乾いたかどうかを判断しているんです。
乾燥機が故障していなくても、センサが悪いと乾燥機は故障していないのにずっと乾かない事や生乾きの原因につながる事が多いです。
乾燥機を長くもたせる方法
今現在ドラム式洗濯機は平均で15万~35万はしますし、簡単に買い替えるわけにもいきませんよね。修理費用等は次に解説しますが、修理費用も安い事はありませんし、毎日使っている人にとっては一日でも故障すると不便です。しかしきちんと手入れをしてあげれば長く持たせることもできます。そこで簡単に乾燥機を長く持たせるために…
- こまめなフィルターのお掃除
- 見える場所の乾燥経路の掃除
- 使用頻度を抑える
- 少量の洗濯量は干す
こんなところでしょうか。
ここでの注意点は、乾燥フィルターの掃除する場合はなるべく柔らかめのブラシで掃除をするようにしてください。乾燥フィルターが破れては元も子もありません。
乾燥経路の掃除に関しては、奥につまりがあるとき手が届かない為に長い棒や歯ブラシなどを使ってとりますが、必ずドラム内に落とさないようしましょう。水槽内に落としてしまった為に痛い出費が来るかもしれません…気をつけましょう。
乾燥機交換の概算費用
各メーカの乾燥機は異なる為、パナソニックさんのドラム式洗濯機(ヒートポンプ)を例に乾燥機の交換費用で今回はお話しますが、各業者によって技術料は異なる為
- 部品代 \12.000-
- 作業費出張費 \15.000~\3.5000-
- 計 \27.000~\47.000-
乾燥機の交換は、思うほど時間がかかりますし交換するだけでなく洗濯機の背面を分解が必要な為、洗濯機の移動もしなくてはなりません。大体の相場になりますが2万7000円~5万ほどかかると思っていいでしょう。
ホコリをため過ぎずこまめに掃除をし、回数も一日のに一回に制限するなど、少量の洗濯物は干すなど工夫と手入れをすることが寿命をのばす事につながります。一番大切な事はやはり大事に使う事が大切ではないでしょか。
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